消費税集計資料を用いた確認作業
●本則課税の場合は、消費税がかかる取引「売上」「仕入」「費用」などの仕訳内容を細かく確認していく必要があります。「科目別区分表」の画面から、決算仕訳を含んだ1年間のデータを集計します。
●売上・雑収入等は「売上高」「雑収入」などの勘定科目を確認する。画面の「売上高」勘定科目は税区分が「課税売上」のものしか集計されていませんが、その中に「非課税売上」や「輸出売上」が混ざっていないか確認する。
●仕入・経費には、消費税がかかるもの、かからないものの確認する。
●固定資産は「借方」「貸方」の税区分が合っているか確認する。
●簡易課税の場合は「支払った消費税」分は簡便計算になるので、確認箇所は「預った消費税」です。「売上高」や「雑収入」の事業区分が正しく仕訳されているかどうかを確認する。
●消費税集計表は「科目別税区分表」では勘定科目別税区分に集計された金額を確認しましたが、「消費税集計表」では、税区分別に集計し、消費税申告書を作成する準備資料となります。「売上集計」「仕入れ集計」「事業区別売上集計」を確認する。
※下記項目は【ズーム】→「総勘定元帳」で確認することができます。
・売上げ ・雑収入 ・仕入れ ・経費 ・固定資産